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【2024/04/24 13:37 】 |
個人の時代だ! 第二章:法とは
ここで少し話が逸れるが、法律とは元々弱者を守るために出来たものではない。

法律
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CB%A1%CE%A7

偉そうに述べているが確信はない。僕の推論では、だ。
というのも、「あるルールを守らせないと不利益を被る人が存在するから」とリンク先には記述されているが、「どうして法律が必要になったか?」という事に想いを巡らせてみると、想像出来るだろう。

◆狩猟時代
例えば狩猟時代、一人の男がマンモスを捕える。
肉の塊となれば、いかにマンモスと言えど恐れる事はない。そして皆食べたい。
この頃既に取り決め(法)があったかは定かでないが、この状態だと弱者は労力を使わず、おいしいそうにマンモスの肉を頬張る事が出来る。

しかしココで『ちょっと待てキミたち』だ。
【最低でも戦闘には参加しろ】
なんて法律が出来ても可笑しくないだろう。
そして、マンモスを倒せるのは弱者ではなく強者だ。

◆農耕時代
農耕時代でも同じ事が言える。
畑を耕すのにマンモスキラーはいらない。どちらかと言うと忍耐だ。

農民:『さて今年は豊作だった。後はおかずに魚でもあればな~。』

ここで魚屋さんの登場だ。
設定は難しいが、ここでは漁師が最も難しい仕事としよう。
更にこの村では漁師1人に対して、農民が10人とする。

農民:『漁師さん、米1kgとその鯛を交換しておくれ。』

もちろん
漁師:『ちょっと待てきさん!』だ。

明らかにこの村での魚の価値は高い。
自分で作らなくても食べれるお米と、順番待ち、下手すれば競りでも始まる勢いの魚では、同質量での交換は成立しない。
ここに付加価値が生まれる。

かくして漁師は、米20kgに対して鯛1kgという交換レートを定めた。
が、これは漁師の気分で変える事が可能である。
人間同じ物ばっかり食べてたら飽きるので、コレは本当に仕方ない。ゲテモノにさえ、常人には理解できない程の付加価値が搭載されている。そしてそれがそのまま権力に繋がる。
もちろん漁師と農民の立場を入れ替えても説明出来る。


つまり法律は、強者の利益を守るため、最低でも権力者(今回はマンモスキラーと漁師)の意思を反映するために誕生した可能性が高い。
【弱者に平等に分配するという機能を果たすため生まれた】
でもいいけれど、結局強者に有利な法律が乱立しているのだから、それが目的であったなら「法律」というシステム自体が失敗だったと言わざるを得ない。

そして現在、企業がその力を身に付け始めている。
いや、元々持ってたのかもしれないけど、少なくとも現在まで国家買収という程の騒動は記憶にない。

次回はいよいよ個人の話しへ。
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【2010/04/19 18:07 】 | 政経 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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