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【2017/06/27 22:48 】 |
近い将来、こんな省エネも有るかもしれない
今回のエントリは前回からの派生。
前回の内容をおさらいすると、

1.発電所近くにデータセンターを建設する事に依り、本来電気のまま送信すれば抵抗に依りロスが生まれる所を、データに置き換える事でロスなく地球の裏側にまで送り届ける事が出来るようになる

2.Googleデータセンターはその他に比べ、エネルギー効率がとても良い

3.Googleは電力の無駄を無くし、間接的に電力、直接的にはコンピューターエネルギー会社となるであろう

というものだ。

これは僕がtwitterでフォローしている渡部さんの発言を僕なりに書き直したまでなので、最新の情報を知りたければ彼をフォローする事をお勧めする。

以下リンクより前回エントリにざっと目を通しておいて頂ければ、ご理解頂け易いと思う。

【前回エントリ:Googleはエネルギー会社?
http://takahirosaito.blog-sim.com/Entry/21/

これを受けて今回は、電力という視点に立って、僕の疑問を紹介する。


クリーンな発電と言うと、何を思い浮かべるだろうか?
原子力や火力を挙げられる方は少ない。恐らく風力や、太陽光に依るものだろう。
特に昨今、太陽光発電はその注目を一身に背負っている。
しかし僕の疑問も、この太陽光発電へと向けられる。

「太陽光で発電し、その電力で部屋に明かりを灯す」

僕はここに、鼻先についた埃が視界に入るくらいの違和感を感じる。
太陽光自体が文字通り明かりなのだから、それをそのまま使う事は出来ないか?
もちろん電力の用途は様々であるし、太陽光に依る電力はその他の事へ大部分が使用されているのかもしれない。

僕が言いたいのは、
『仕事するのに明かりが必要なら、仕事自体を明るい場所へ移せばいいじゃない』
という事である。

例えば、A君とB君の仕事に関する能力が同じとして、両社は十分コミュニケイト出来るとする。A君は日本に在住し、B君は『日本の反対はブラジル』とよく言われるので、ブラジルで生活している事とする。

建国物語 太陽光発電 省エネ

もうお解りのように、仕事がデータを取り扱うものだとすると、業務をネット上で共有する事が可能だ。
これに依り、太陽の光が届く日中のみ作業を行う事が出来る。
つまり前回のGoogleデータセンターとは逆で、「太陽を追い掛ける人々」(※渡部さんの言葉から引用)というものが生まれるかもしれない。

オフィスを抱える企業は日中でも電灯を使用しているが、これが今言われている「ノマド・ワーキング族」同士なら、現在僕がこれを執筆しているように電灯無しでの作業が可能となる。
オフィスを持つ大企業でも、明かりのための電力消費は抑えられるはずだ。

逆に日中は暑くて仕事にならないという方は、明かりのための電力消費を抑えるという観点からは全くの逆説となってしまうが、同様に夜間作業をしたいというブラジルの方を見付ければ良い。
作業効率が悪くて結局パソコンの電力消費が嵩むなら、明かりを使ってでも涼しい夜間に作業を行った方が総電力の効率は高まる。


お気付きの方いらっしゃると思うが、これは左程重要な事柄ではない。
あくまで今後電力量が更に重要となるなら、こういう省エネもあるよと申しているまでである。

しかし、「これが可能だ」という事がとても重要だ。
将来ナニが「どこでもドア」のように瞬時に移動してしまうか分からない。
もし今回の事例のように電力への関心が非常に高まれば、同環境を求める人々を引き合わせるといった、世界規模のエージェントも誕生するだろう。

また僕が個人的に期待する部分として、労働力の確保というものがある。
僕は、日本政府は可能な限り早く移民を受け容れるべきと感じるが、行政というのはいつでも「遅い」。
そんなものを待つよりは、可能なとこから業務を労働人口へ配分していけば良い。
上記の様なエージェントが誕生すれば、日本は「労働生産国」として、再び日の目を拝める日が訪れるだろう。
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【2010/07/14 18:35 】 | 徒然 | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
Googleはエネルギー会社?
Googleがエネルギー会社
という言葉を耳にされた方はいらっしゃるだろうか?

僕はtwitterで渡部 薫さんという方をフォローしているのだけれど、僕に関しては言えば彼の言葉を聞くまで耳にした事はなかったし、そもそも現在のGoogleからその姿は想像出来なかった。

そんな彼が最近新たに、同件に関する記事をアゴラへご寄稿された。
今回は僕と同じく、初めピンと来なかったという方のためにエントリを載せる。


まずこちらを解説するに当たって、

「クラウド化に依りあらゆるデータが一定の場所に集まるようになった」

という、とても重要な背景が存在する。

ユーザーはあらゆる端末、例えばiPhone、PC、iPad等からデータセンターへアクセスし、そこでデータの保管/取り出しを行ったり、またクラウド上のアプリケーションを利用し業務をこなす事も可能になった。

しかしそれは手軽過ぎてどこへアクセスしているか、言い換えればどの地域に建設されたデータセンターへアクセスしているかを意識する必要がなくなってしまった。
これがとても大事。


下の図を見て欲しい。

建国物語 Google エネルギー


※ユーザーは端末を介し、どちらのデータセンターへもアクセス出来るものとする

これは極端な例だけど、架空会社AとGoogleデータセンターの条件が異なっている事が目に付くだろう。


1.建設地

寒冷地に建設する事はほぼ常識との事で、Aはモスクワ、Googleは世界各所の寒冷地とし、この部分には差を設けない事とする。この際Aが仮にGoogleより規模の大きなデータセンターを所有していても、今回の話しの中でそれは大きな意味を成さない。
詳しくは次へ。

2.稼働時間

周知の事実だが、夜間は電力が安価だ。世界中にデータセンターを持つGoogleは時間差を利用し、常に夜間のみ稼働させる事が出来る。
Aがモスクワに幾つデータセンターを建設しようが、そのどれもが同時刻に朝を迎えてしまうため、夜間のみ稼働させたければ日中は稼働停止するより他ない。
またこちらも、次点の冷却方法に影響する。

3.冷却方法

日中が夜間より涼しい地域なんてまず無いだろう。パソコンを触った事のある方なら、そこからどれほどの熱が生じるか想像に難くないはずだ。
僕はデータセンターの冷却方法に詳しくないが、仮にエアコン冷却するとなると、本来データセンターの稼働に使用する電力をそちらに向けなければならなくなる。また現在進められている水冷方式を採用すれば冷却コストは格段に下がるだろうが、やはりどちらにしろ冷却のためにエネルギーを浪費してしまう。

※仮説ばかりで申し訳ないが、今回のエントリ内でGoogleは、完全に外気のみの冷却方法へ移行したとする

4.送電距離

これは1の「建設地」の問題でもあるが、電気とは送電距離が長ければ長いほど抵抗に依りロスが生まれる。Googleのデータセンターのほぼ全てが、どうやら発電所のかなり近くに建設されている模様。
これはこれからデータセンターを所有する企業も可能なので比較の面では重要でないが、実は今回の話しのキモの部分である。

※因みに発電所周りの地価が近い将来更に高騰すると筆者は予期する


というワケでかなりざっくり言ってしまうと、Googleは現在省エネしてるという事になる。
しかし省エネも馬鹿に出来ないモノで、エネルギーロスが少なければ本来使用したい部分に大量のエネルギーを送り込む事が出来るため、コストは勿論、大量のデータを許容する事も可能だ。

そして「4のキモ」の真意は、データは電気と違いロスしないという事。(少し極論)
メールの内容が消えてしまうことを恐れてデータセンターと自分との位置を気にする方はいないだろう。

僕は渡部さんの記事を目にしたときに惣菜屋を思い浮かべた。
「ホカ弁」がクオリティの高いお弁当を低価格で販売出来ていたのは、一箇所集中で大量の惣菜を生産していたからに他ならない。つまりエネルギー効率がとても高いのだ。

Googleのやろうとしている事はこれにとても似ていて、彼等は発電所の近くで電気をデータという真空パックに詰め、電気のまま送信すると1%しか残らなかったエネルギーをほぼ100%の姿で送り届ける、まさしくエネルギー会社へと変貌を遂げようとしている。
もしかすると誤解しているかもしれないが、僕はそれを「間接的な電力会社」と位置付ける。


少し長くなってしまったが、あともう少し述べておきたい事がある。


渡部さんはまた別のところで、ソフトバンクの最大の過ちの一つに「通信事業者となってしまった事」を挙げられている。
こう書くと誤解を招くが、彼ほどソフトバンクの「孫 正義」社長を慕っている方はいない(と、twitterで伺える)し、僕も、失礼だが、あの情熱溢れる真摯なおじちゃんが大好きだ。
しかしこの点は僕も同意する。

ここにもモチロンGoogleという背景が存在する。
通信事業者がその通信インフラを敷けば敷くほど、Googleはロスしないデータを思いのまま送り届ける事が出来る。両者は切っても切り離せない関係だが、全国津々浦々までインフラを敷設しなければならない通信事業者と違い、この「間接的な電力会社」は、文字通り発電所の近くにデータセンターを建設すれば良い。
規模の面で建設費は通信事業者側が圧倒的に大きくなるが、力関係は対等、もしくはGoogle側に軍配が上がるだろう。

Googleも通信インフラを開発している。
しかし僕の憶測だが、彼等は全国津々浦々にまでその糸を張りめぐらさないのではなかろうか?極端な事を言えば、技術を売って通信事業者に敷設させ、その後買収しても良い。何しろリスクは小さく、力は対等以上なのだから。


というワケで、『彼の記事見たとき既に理解したよ!』という方には迷惑な文字数だったが、少なくとも「Googleのヤバさ」は伝わったと思う。

彼等はやがて世界中のデータセンターを席巻し、通信事業者を意のままに操り、そして彼等が電力そのものを手中に収めたとき、電力会社の目の前にかつてない敵としてその姿を現すだろう。
触らぬGoogleに祟りなし。

僕達はその"カミ"を徹底的に利用しよう。


※補足

実は今回Aの建設地を、初め「北海道」に設定していた。
しかしリンク元記事へ、まさに北海道へ大規模データセンターを建設予定のさくらインターネットさま、その社員の方からコメントが寄せられていた。

僕はもちろんそちらの社員ではないし、内部の事情も分からない。また彼のコメントに納得する部分もあったため、建設地を寒冷地として想像し易いモスクワとさせて頂いた。

どうやら彼によると、日中も空調、つまりエアコン冷却は必要ないとの事。
またRTT(今回の例ではデータがセンターへ向かい、それを受け取るまでの時間ロス)の面を考慮すると、Googleの様に月を追い掛ける方法にメリットがあるかは疑問と。

疑問に感じたのは、月を追い掛けなくても空調は必要ない様子だが、更にエネルギーロスを考慮した外気のみの冷却方法だとどうなのか?

また僕の理解力の問題でどうでも良い事だが、
「APIを利用してお客様自身が月を追いかけてインスタンスを移動させる」というのは、
月を追う事に依ってデータセンターの利用コスト削減を叶えたGoogleを顧客が選択する、という表現だろうか?

究極のエネルギー効率を考えると、また将来それが必要になるとするとやはり渡部さんのご意見に傾倒してしまうが、少し立ち止まって考えるにはかなり建設的なコメントだと感じた。


※追記

さくらインターネットの田中さまを社員の方と紹介したが、創業者の方だった。
誠に失礼致しました。
素人が口を出す事は憚られるが、疑問に感じた部分を伺ってみようと思う。
【2010/06/30 20:18 】 | 徒然 | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
「iAd」について
iPadに以前から違和感を抱いていたが、僕の結論は

iPadとはiAdのための場所というもの。

もちろん流石Appleと言われる程、触っただけで欲しくなる魔法のデバイスに仕上がっているとは期待しているし、そもそも『触ってないヤツが何言っとんねん?』というツッコミも当然だろう。
しかし魔法に掛かっていないからこそ見える視点もあると思い、今回のエントリを上げさせて頂く。

今回は珍しくtwitterで呟いた事をまとめようと思う。
僕はあまりその手法を好まないけど、発信しておきたい事は大体呟いてしまったし、
140文字ずつというのは意外と頭に浸透し易いなと感じたため。

今回の呟きの始まりは、自社のHP作成を任された時期に遡る。
その際僕はHP作りをしなければならなかったのだけど、
考えはその先の

・「どう検索されるか?」
・「どのようなキーワードで広告を出すか?」

へと、いきなりジャンプしてしまった。

その際
『あ~、amazonレビューの様に広告に☆付けてくれたら内容で勝負出来るんだけどな』と、大した内容も出来てないのに心の中で呟いた。

では以下から、僕のTLを追って欲しい。
あっ!!因みにtwitterアカウントは

@s_tima

今回のエントリが面白いと思って頂けた方、
ウズベキスタンに興味ある方は特にフォロー頂ければ幸いです。




広告にamazonレビューみたいなの付ける事は出来ないか?でもそれじゃ「広告」じゃなくなるか。 6月7日13:23 webから


まぁFaceBookがやってるのはこの辺だろうな。ユーザー同士が薦めたモノのデータを収集→評価高いモノは検索時上位表示。 6月7日13:30 webから


つまりFaceBook型だとユーザー自身の感覚がアルゴリズムとなる。それが今盛んに言われてるSNSなんだけど、これを越えるアルゴリズムってあるのか?考えれば考えるほど最強。 6月7日13:35 webから


でもその場合リスティング広告出して一回火が付いちゃえば、もう広告出す必要がなくなりそうだ。やっぱ広告のシステム自体が変わるんだろうな。Google乙。 6月7日13:37 webから


インターネットが普及して売れる物は短期間で爆発的に売れるようになった。けどネットの時代にも様々な段階があって、今までがアホらしくなるほどその速度がまた加速するだろう。今twitterで起こってるのはそういう事。 6月7日13:40 webから


で、広告に話しを戻すと広告は三つ巴になるだろう。Google型、FaceBook型、そしてApple(iAd)型。でもソーシャル環境下では広告あんまり必要なさそうなのでFaceBookやtwitter広告は微妙。 6月7日13:48 webから


てことで【システムチェンジしたGoogle広告 vs. アプリ上で無理矢理バラ捲くiAd+FaceBook等でクチコミ】となるんじゃないか。 6月7日13:54 webから


たぶん凄いんだろうけど、みんな出たばっかりのiPadで騒ぎ過ぎ(製品自体を褒めてる方、iPadをよく理解されてる方を除く)。画面が大きくなって色んな可能性は広がったと思うけど、どう取り繕ってもデカくなったiPodには変わりない。ただデカくなった事が思ってたより効果的だった。 6月7日21:14 webから


そんな事よりiPadはその後ろに控えるものの入り口なんじゃないか。やっぱiPhoneの方が閲覧できる環境は広い。けどiPadなら長時間アプリに触る可能性がある。スーファミで3分しかゲームしない人なんていなかった。その間に広告が絶え間なく出てたと思うとゾッとする。 6月7日21:18 webから


iPhoneでゲームさせて広告まで出してには画面上限界がある。またiPhoneはちょっとした待ち時間の利用に優れるが、たった3分開く画面に広告は正直ウザい。 6月7日21:26 webから


iPadを電車内で開く人はあんまりいないだろう。(座席に)座れてるか、満員ではない車内で壁にもたれる事が可能な人だけ。何故なら両手塞がる危険を冒してまでゲームするのは面倒だから。 6月7日21:36 webから


けどその分、ある程度まとまった時間を取れたら集中して開く可能性がある。ちょっとした時間にiPad開いて仕事する(メールや資料作成)人はiAdのメイン対象ではない。 6月7日21:39 webから


iPadに依ってもたらされるものは、PCより広い利用可能域+30分以上のまとまった利用時間。Mr.Steve曰く、ユーザーが一日30分アプリ利用するなら3分毎に広告を出せば10回表示可能。当たり前だけど。 6月7日21:44 webから


まとめるとiAdによりiPad上でfirst impression(広告お披露目)。FaceBookやtwitterによりクチコミで広がる。iAdの様なプラットホームはiAdしかないから、広告主はiAdに出稿せざるを得なくなる。つまり広告の見本市。あくまで仮説。 6月7日21:54 webから


※追記 iAdの広告は従来のそれとは違う。ウェブサイト並みの情報量を提供するからクリック率も上がる。加えてクチコミがあればコンバージョン率は怖ろしい事になる可能性がある。 6月7日21:56 webから




以上。
一つ付け加えるとするなら、iAdに依りAppleはGoogleの広告シェアを奪い、
そして時価総額世界第一位に踊り出るかも。
ただ冗談ぽくてあまり締まらないので、この発言は控えた。

iPadに魅了されてる方ならこのエントリを目にされてどう想うだろうか?
何ともネガティブな、iPadを全然分かってないと思われる方も多いかもしれない。
断っておきたいのは僕はAppleが大好きだし、Jobs氏はある意味神だとすら思っている。

では何故このようなtweetを続けたか?
それはiPadが僕の期待してたモノとかなり違ったモノだったからだ。
別に落胆したワケじゃない。やはり良い意味で期待を裏切ってくれるなと感じた。

僕の予想通りなら、iPadはそのデザインこそ優れ、
パフォーマンスは従来のパソコンでも実現可能なものに留まった。
しかしその裏にはiAdという広告プラットホームが控えており、
事実Jobs氏もiAd(正確にはiAds)はモバイル広告シェアの48%を奪うだろうと予言している。
今回の狙いはやはりそこだったと思わざるを得ない。


最後に一つだけ。
僕の期待したiPadは出現しなかったが、そこには「今回は」という言葉を付け加えておく。
iPad2(仮)の可能性に関しては、次回に譲る。
【2010/06/22 23:37 】 | 徒然 | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
マジョリティーとしての起業・海外進出
※「マジョリティー:majority」という単語を英和辞典で引くと「多数派」と出てくるが、
筆者はここで「常識的な選択」というニュアンスとして用いる。


  • 起業したい

  • 海外進出したい


  • この様な言葉の背景には少なからず、
    【安定を求めサラリーマンとなるよりも、夢・志を持ってやりたい事をしたい】
    というものがあるだろう。
    僕も同様の想いを抱いて昨年2009年、初めて海外を訪れた。
    古来より男性は石橋を叩いて渡る堅実さよりも、危険を顧みず背水の陣で挑み続ける生き様を好む。

    しかし最近僕の中で「起業・海外進出」に対する想いに変化が現れた。
    果たしてそこには、会社に勤める場合よりも多くの「夢・志」は必要なのだろうか?


    ソフトバンクの孫正義氏や、Appleコンピューターのスティーブ・ジョブス氏のプレゼンを目にすると、『あぁ、企業家って本当に素晴らしいな』という感想を抱くだろう。
    僕もその一人ではあるのだけれど、申し訳ないが大多数の企業家にそれほどの志はないと確信している。
    必要ないと言った方が正しいかもしれない。


    ■何のために海外進出するのか?


    現在の日本で暮らしていると、或いはその「夢・志」が、起業・海外進出する際に必要条件となるのかもしれない。

    これは僕の2009年までの感想だが、世間で騒がれるほど生活の為の給料を企業から戴く事は困難な道ではないからだ。ここには派遣切りにあった方々と随分大きなギャップがあるかもしれないが、職種を選ばなければ、日本にはまだいくらでも生活するに困らない程度のお金を得る手段が残されている。
    しかし2015年、2020年に同じ事を口に出来るだろうか?

    ご承知の通り、2006年から我が国の人口は減少に向かった。
    さすがに危機感を抱いている方はかなりの数いらっしゃるが、それでも僕に言わせるとまだ足りない。ハッキリ言えば国民全員が危機感を持たなければならない様な事態である。

    人口が減少すれば、全体として見ればどう計算しても顧客が減る。そして消費の主役とも言える労働人口が減少し、その人口のパイが65歳以上の高齢者に流れている。
    数字で見る人口の減少数以上に、「モノは売り難くなっている」。

    国内の市場が縮小するなら、必然と海外に顧客を求めるようになる。
    それは『もっと会社を大きくしたい』とか『海外に携わる仕事をしたい』という情熱から来るものではなく、【生活するために】という必要最低条件から生まれ始める可能性がある。


    ■起業は必要か?


    こちらに関して、実は大多数の方には必要ないと考えている。

    第一に、起業までしなくとも海外に活路を見出した起業で被雇用者となれば良い。
    若しくは外国企業に直接雇って貰えば済む話だ。

    第二に、『4人に1人が社長なんてワケ分かんない社会になっちゃうよ』という常識を皆信じてしまっているから、そもそもそんなに多くの起業家は生まれないと踏んでいる。


    サラッと言って除けたが、第一条件の対象となる方々は一体どれほどいるだろうか?現在の就職状況よりも厳しくなる事は、容易に想像出来ると思う。
    つまり逆説的に必要だと申している訳で、第二条件、そして「雇用されなければ生活する為のお金が無い」という常識すら打ち破る必要がある。

    また、『こんなアイデアを思い付いていたのに気付いたらヒット商品になってた』
    という方はいないだろうか?
    現在の世の中は本当に色々な事象が早く起こってしまう。
    ちょっとしたアイデアを並行して進めていく事で、「生活の足し」になる可能性は大いにある。


    ■マジョリティーとしての起業・海外進出


    ここまで読んで頂ければ、僕が何を言いたいかご理解頂けただろう。
    従来の「起業・海外進出」のカッコ良いイメージを損ねるかもしれないが、
    それは【サラリーマンとして安定を求める生活】と何ら変わらない。

    「起業=成功」
    この様なイメージとしての方程式は、近い将来崩れるだろう。

    だから僕は声を大にして言いたいのだけど、『これをやってみたらどうか?』というモノの中から、ベターなモノを選択し起業してみてはどうだろうか?就職の際、大多数の方がベターな会社を選ぶのと同じ様に。

    勿論何も検証せず起業する事は、殆どの場合無謀な行為として完結してしまうであろうけど、現在の就職戦争を勝ち抜く気概をそちらに注げば、より安定した生活を得る可能性も大いにあるのではなかろうか?


    こうして海外進出の声に加担すれば、日本の人口減少、その傾向をより顕著にする手助けをする事になり、日本人で心の痛まない方は恐らく殆どいないだろう。

    しかし憶えておいて欲しい。
    僕等が今まで求めて来た「安定した中流家庭」のマジョリティーは、既に起業・海外進出の中にあるかもしれないという事を。
    【2010/06/19 17:10 】 | 政経 | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
    iPad熱を冷ます一撃!
    一昨日(2010/05/28)、遂に日本でもiPadの販売が開始された。
    世間の皆さんが口を揃えてその端末を絶賛する中で、未だにiPad、iPhoneさえも所有しない筆者がその素晴らしい賛辞に水を差すエントリを届けたい。
    ※あくまでもiPadとはこんな物だろうと想像しながら書き連ねます


    1)iPad帝国が10年続くと、世界も10年止まる

    産まれたばかりの子に鞭を打つような物言いだが、僕には今世間を賑わせているiPadが危険に見えて仕方ない。
    恐らく先日iPadを手に入れた方は、今とても満足されている事と思う。素直にそれは羨ましい。
    【僕は今、時代の先端を知る術を手に入れた】
    この様なご意見にも反論はしない。
    しかしどうやら世間には、『ここで一旦腰を落ち着けるか』という空気が蔓延している様子だ。
    それはこの先にまだまだ潜んでいる技術の進歩を遅らせる事になるのではないだろうか。
    iPadが21世紀最大のツールとまで迷信してしまっている方すらいる。

    僕が抱いている何とも言えない感覚については、最後に譲る事とする。
    ここから暫く、iPadの持つ可能性と弱点について言及していく。


    2)そもそもiPadはビジネスマンにとって必要か?

    これは以前から自身に問い続けて来た質問だ。
    機能の面でいえば、iPadに出来てパソコンに出来ない事はないだろう。
    何故パソコンが爆発的に普及したかは、それは情報化社会に於いて無くてはならない物、それさえあれば様々な作業を簡素化出来たからだ。
    iPadについても同じ事がいえるはずだが、それは単に選択肢が広がったというだけで、業務上、さして新しいモノを運んで来てくれるとは思えない。

    また『仕事も出来るよ』という声は散見されるが、『iPadの方がパソコンよりも仕事がし易い』という声は未だに聞こえて来ない。


    3)iPadの優位点

    操作性の面でいえば、どうやらiPadはパソコンよりも簡単に扱えるらしい。
    つまりお年寄りから幼児まで幅広く操作対象とする。

    すると何が起こるか?
    そこには新しい市場が形成される。
    例えば小学生でも扱える電子教科書端末の参考、若しくはそれ自身になったり、お年寄りと若者を繋ぐ(家族間も含む)コミュニケーションツールともなり得る。

    「2」の回答にもなるが、今後iPadがもたらす市場への進出を目論む方にとって、端末を熟知する事は極めて重要だ。持ち合わせておりませんでは済まされない。
    しかし広義では、ビジネスマンにとってiPadはニンテンドーDSとさして変わらぬものとなってしまうのではなかろうか?


    4)iPadから生まれる悲劇

    僕は最近パソコンの前に座る時間が増えた。ブログを書いたりネットから情報収集するためだ。
    その中には"必要でない時間"も多く含まれる。
    これは僕がiPadに対して危惧している部分で、iPadは恐らくパソコンとは比較にならない程のエンターテインメント性を含んでいる。
    誘惑に打ち勝つ方もいるだろうが、確実にiPadに依って時間を奪われる方は増える。
    そしてそもそもiPadの誘惑に打ち勝つような方は、iPadは必要ないのではと思うのだ。


    5)iPadの劣位点

    iPadは大きい。あくまでもiPhoneと比較すればの話だ。
    あのサイズの物を扱う場合、実は場所がある程度限られる。
    電車に乗りながらふと思ったのだが、まず電車の中で使用する方は殆どいなくなるだろう。
    あの揺れの中、両手を端末に委ねるのは不安だからだ。
    車内で使用出来るのは座っている方、または壁にもたれている方に限られ、壁にもたれている方もギュウギュウの満員電車内では使用が困難となる。
    同様の理由で歩きながら使用する方も少ない。
    その困難さは携帯の画面を見ながら歩くのとでは比較にならない。運転しながら画面を見るなど、持っての他である!!(絶対出てくるけど)

    またiPadで通話出来れば電話はいらないと仰る方もいたが、僕からすれば「まさか!?」である。
    その方は歩きながら通話する必要がないのだろう。
    iPhone(iPod)がこれからも必要と僕が思うのは、上記の様な理由からである。
    ただ小さくしただけであっても、実はかなり違うニーズも孕んでいるのである。


    6)比較・総合

    以上を踏まえて、iPadとは何か?をまとめておく。

    ・iPadの何が優れているか
    3でも述べた通り、iPadは新たな市場を産み出す可能性を秘めている。
    それはパソコンとは異なり、近寄り難い物ではなくなった。
    また机に置いて皆で共有できる事に依り、テレビとパソコンの中間を担うツールとなるだろう。
    これは現在盛んに叫ばれているSNS(ソーシャルネットワークシステム)に多大な影響を及ぼす。

    ・その他の端末との違い
    5で指摘した様に、iPadを使用する場はノートパソコンより広く、iPhoneより狭くなるだろう。
    確かにノートパソコンを出し入れするのは面倒だが、同じ喫茶店に行くなら大して手間も変わらないし(起動時間は大幅に短縮されるが)、またポケットに入らない、片手で操作出来ない時点でiPhone(iPod)とは似て非なる物となる。


    7)この先に見える世界

    結論から言うと、やはりiPadは時代の最先端を行く者には必要である。
    これだけ否定しておいて何を今更という感じではあるが、今最も重要なのはどこでも出来るコミュニケーションであり、それはウィキペディアを見ても分かる。
    単なる書き込みの群れが、時として百科事典すら凌駕する時代となった。塵も積もれば何とやらだ。

    しかし、これで終わりだろうか?
    本当に我々はあんなデカい物をこの先も持ち歩かなければならないのか?
    僕はそうは思わない。

    もう何年も前の映画から、ホログラムにより情報を宙に映し出すシーンが繰り返されている。
    更に言えば、電極を直接頭に差し込んで情報を脳にダイレクトに送る事も可能になるとさえ、僕は思っている。
    そんな時代が来れば、もうインターフェースなんてのは必要なくなるんじゃないか?


    思考は現実化すると言われるが、もし世界中の人々がこの偶像化された未来のツールを終末と考えてしまえば、そこで世界が止まる。
    今世紀は奇しくも人口が頂点に達するという説もある。
    この最も可能性のある時代の一つに於いて、この目に見える端末に人々があまりにも狂喜乱舞する姿を、僕は素直に喜べないでいる。
    【2010/05/31 03:55 】 | 徒然 | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
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