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今回のエントリは前回からの派生。
前回の内容をおさらいすると、 1.発電所近くにデータセンターを建設する事に依り、本来電気のまま送信すれば抵抗に依りロスが生まれる所を、データに置き換える事でロスなく地球の裏側にまで送り届ける事が出来るようになる 2.Googleデータセンターはその他に比べ、エネルギー効率がとても良い 3.Googleは電力の無駄を無くし、間接的に電力、直接的にはコンピューターエネルギー会社となるであろう というものだ。 これは僕がtwitterでフォローしている渡部さんの発言を僕なりに書き直したまでなので、最新の情報を知りたければ彼をフォローする事をお勧めする。 以下リンクより前回エントリにざっと目を通しておいて頂ければ、ご理解頂け易いと思う。 【前回エントリ:Googleはエネルギー会社?】 http://takahirosaito.blog-sim.com/Entry/21/ これを受けて今回は、電力という視点に立って、僕の疑問を紹介する。 クリーンな発電と言うと、何を思い浮かべるだろうか? 原子力や火力を挙げられる方は少ない。恐らく風力や、太陽光に依るものだろう。 特に昨今、太陽光発電はその注目を一身に背負っている。 しかし僕の疑問も、この太陽光発電へと向けられる。 「太陽光で発電し、その電力で部屋に明かりを灯す」 僕はここに、鼻先についた埃が視界に入るくらいの違和感を感じる。 太陽光自体が文字通り明かりなのだから、それをそのまま使う事は出来ないか? もちろん電力の用途は様々であるし、太陽光に依る電力はその他の事へ大部分が使用されているのかもしれない。 僕が言いたいのは、 『仕事するのに明かりが必要なら、仕事自体を明るい場所へ移せばいいじゃない』 という事である。 例えば、A君とB君の仕事に関する能力が同じとして、両社は十分コミュニケイト出来るとする。A君は日本に在住し、B君は『日本の反対はブラジル』とよく言われるので、ブラジルで生活している事とする。 もうお解りのように、仕事がデータを取り扱うものだとすると、業務をネット上で共有する事が可能だ。 これに依り、太陽の光が届く日中のみ作業を行う事が出来る。 つまり前回のGoogleデータセンターとは逆で、「太陽を追い掛ける人々」(※渡部さんの言葉から引用)というものが生まれるかもしれない。 オフィスを抱える企業は日中でも電灯を使用しているが、これが今言われている「ノマド・ワーキング族」同士なら、現在僕がこれを執筆しているように電灯無しでの作業が可能となる。 オフィスを持つ大企業でも、明かりのための電力消費は抑えられるはずだ。 逆に日中は暑くて仕事にならないという方は、明かりのための電力消費を抑えるという観点からは全くの逆説となってしまうが、同様に夜間作業をしたいというブラジルの方を見付ければ良い。 作業効率が悪くて結局パソコンの電力消費が嵩むなら、明かりを使ってでも涼しい夜間に作業を行った方が総電力の効率は高まる。 お気付きの方いらっしゃると思うが、これは左程重要な事柄ではない。 あくまで今後電力量が更に重要となるなら、こういう省エネもあるよと申しているまでである。 しかし、「これが可能だ」という事がとても重要だ。 将来ナニが「どこでもドア」のように瞬時に移動してしまうか分からない。 もし今回の事例のように電力への関心が非常に高まれば、同環境を求める人々を引き合わせるといった、世界規模のエージェントも誕生するだろう。 また僕が個人的に期待する部分として、労働力の確保というものがある。 僕は、日本政府は可能な限り早く移民を受け容れるべきと感じるが、行政というのはいつでも「遅い」。 そんなものを待つよりは、可能なとこから業務を労働人口へ配分していけば良い。 上記の様なエージェントが誕生すれば、日本は「労働生産国」として、再び日の目を拝める日が訪れるだろう。 PR |
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