× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
以前も申し上げたが、僕にとって現在のiPadは、「iAdの為の場所」という認識だ。
何故ならそこにある機能の殆どは、現在のPCに搭載されており、 ゲーム機と見るなら素晴らしいと推察するが、ビジネスのツールとしては弱いだろう。 で、最近iPadが「残念なプロダクト」だという批判が多い。 その方々がどういう心境でそう仰っているかは不明だが、 そのご意見には完全同意する。(使用してもいないのにw) ただ、iPadは「魔法のデヴァイス」と宣伝してしまったばかりに、 いきなり素晴らしい物が手に入ると思い込み、落胆してしまった方が多いと思う。 今回はそんなあなたの判断は決して間違っていなかったと、 iPadに追い風を吹き込みたい。 ■ver 1.0では仕方無い 追い風と言いながらいきなり批判するが、 『ver 1.0だと仕方ないよね~』というご意見はどうかと思う。 それは全てのデヴァイス、サービスに言えてしまうからだ。 iPadの何が凄いって、もうそのレイアウトを見ただけで、 『今後この様な機能が付加されるのでは?』というのが簡単に想像出来る事だ。 ただ大口叩いておいて、実はまだ1つしか「これは!!」というのは思い付いていない(汗; 今回はその数少ない貴重なアイデアを披露する(笑) ■photo-shop for iPad web制作に携わっている方なら、かなりの方がピンと来るのではなかろうか。 それは従来のphoto-shop(以下、PS)とは、似ても似つかぬものになる可能性がある。 ※Appleとadobeが険悪の様なので、特にPSでなくとも良いw これは僕の経験に基づくものなのだが、web制作で画像処理はかなり面倒だ。 画像毎にトリミング(切り抜き)する部分が違うし、何よりその作業にマウスは不向きだと感じる。 例えば画像を切り抜く際、指でなぞるだけで良ければどうだろうか? またPSの画面にチェックボックスがあり、そこにチェックを入れておけば、 画像をタッチしただけでサイズ変更された画像が一定の場所に複製される。 デスクトップだろうがノートPCだろうが、恐らくこの機能は付加出来る。 しかしiPadとの決定的な違いは、画面が少なくとも宙に浮いているという事である。 画面に直接触れるなら、それは床と平行に近い角度で置けなければならない。 腕が疲れるから。 ノートPCの画面も最大角まで倒せば同様の事が可能であるが、 想像してみて欲しい。 どう考えてもキーボードが邪魔だろう。 更に言えば、指でランダムに描いたものをコンピューター側で制御し、 形・サイズを整える機能も付加したい。 重要なのは感覚で描いたレイアウトと、制御されたレイアウトを選択出来る事だ。 高価な「マリオペイント」みたいなイメージ。 大体マウスで画像背景を「多角形選択ツール」でカチカチするのは本当に面倒だ。 と、愚痴まで零してしまったが、iPadはweb制作時間を大幅に短縮する可能性を秘めている。 ■インターフェースの進化 インターフェースがより進化すれば、画面に直接ペンで書き込んだ文字を、 更にハッキリと表現する事が可能だろう。 最終的には筆で絵を描くことも出来るかもしれない。 ここまでPSの機能に盛り込まれるかはiPad2の出来次第だが、 少なくとも上で述べた事に関しては、アプリケーションやOSのアップデートで可能だろう。 これに依り何が起こるか? 『iPadはコンピューターの近寄り難さを取り除いた』と仰る方が多い。 ただし現段階では、 「おじいちゃんでも出来るネットサーフィン」止まりではなかろうか。 僕の考えるiPadが登場すれば、 「おじいちゃんでも出来るweb制作」なんて楽勝だと思う。 しかし本当に期待しているのは、申し訳ないが高齢者ではない。 もし赤ん坊の頃にもっと自由に表現が出来れば、 その当時何が見えていたか分かるかもしれない。 写真は素晴らしい技術だけど、その思考まではなかなか写し出さない。 そういう意味で、iPadは人類を知るという 正に「魔法のデヴァイス」となる可能性を秘めている。 現在iPadに何が足りないか? 「それにしか無い機能」だろう。 もしweb制作の時間を大幅に短縮する事がiPadでしか出来ないなら、 『騒がれてるけど実際あんま売れてないよね』 この様な声は聞こえて来なくなるだろう。 今回提示した機能は、もしかすると既に使われ始めているのかもしれない。 タッチスクリーン、若しくはiPhoneを目にした瞬間それを思い付いた方は恐らくいる。 しかし僕は、iPhoneの小さな画面ではこの様な機能は思い付かなかったし、 「デカいiPod」はその効果もデカかったのではないかと、 改めてiPadを評価し直している。 p.s.(photo-shopではない) 因みに現在僕はプログラミングを独学で勉強し始めた。 「僕が提示したiPad」がまだ世に登場してないとしても、 恐らくそれは誰かが作ってしまうだろうし、 僕はそのスピードに追い付けないだろう。 しかしその誰かも『誰かが作るだろう』と思っているはずだ。 iPadが「残念なプロダクト」かどうかは、 今後の、正にユーザー自身の不満から生まれる開発が証明してくれる。 その開発者は僕かもしれないし、あなたかもしれない。 PR |
|
トラックバックURL
|