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さて、ここで個人へと話が移る。
マイクロソフトで有名なビル・ゲイツさんは、その資産ほぼ全てを自身の運営するビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団に投資する事を決めた。 Re: ビル・ゲイツ夫妻&バフェット氏、11兆円寄付する真相は? http://www.asyura2.com/0601/bd44/msg/509.html 投資というか寄付だ。賽銭箱にバフェットさんと併せて約11兆円のお金を投げたのだ。 運営団体で遣い方を決定出来るとは言え、手元に戻ってこないお金である。 ここで興味深い記事がある。 個人が国を買うことは可能なのか? - 教えて!goo http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1242905.html ナウル共和国の2008年度のGDPは3690万$相当。 マイクロソフトが一年で生み出していた利益より当然少ない。 ナウル共和国の基本情報 2008年版 http://hiki.trpg.net/BlueRose/?RepOfNauru-basicData2008 マイクロソフト、2008年度第4四半期ならびに2008会計年度の決算を発表、600億米ドルの年間売上を達成 http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3490 だからと言って単純に国家を買収できるワケではないが、【お金=権力】なら【ビルゲイツ>ナウル共和国】だ。少なくとも何かしら発言出来る可能性はある。 ※ちなみにナウル共和国は貧しいとされる国ではない つまり企業だけではなく、個人でさえも国に対して発言権を持てる時代になり、先日の【Google 対 中国政府】は、その警鐘を鳴らしているのではないか?と僕は思い始めた。 そして、その動きは水面下で今までもあったかもしれないが、これから加速度的に起こり始めると予期している。 次回は最終章となる。 テーマは21世紀という時代についてだ。 PR |
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