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■日本経済縮小
2006年より日本の人口は減少に転じた。 何かと暗いニュース、焦燥感漂う日本だが、当たり前だと思う。経済学者でなくとも人口が減少すれば経済も縮小するのは自明の理だろう。 人口100人のA国と、人口200人のB国があるとすると、単純に考えてB国では2倍の食料が必要になる。物々交換だろうが、通貨制度だろうが、B国の方が単純に考えてモノが激しく行き交う。 日本はこれからB国からA国に向かうワケで、つまり必然的にモノの需要が減少する。それを防ぐには「2人っ子政策」をするか、移民を受け入れるかしかないと思う。 しかし「2人っ子政策」は現実味がないし、日本に来たいと思ってる人は、実は日本人が思ってるより多くはないんじゃないか? 僕は現在ウズベキスタンに滞在しているが、僕の友人の一人はこう言った。 『私はもう日本にお金を稼ぎに行きたくはないです。観光ならいいけど。』 彼は日本語を話せるので、勿論僕にも聞き取れた。かなりの衝撃だった。 7年前に日本語を習い始めたときは、日本に行きたくてしょうがなかったそうだ。 彼は元々、私の日本人の友人の友人で、実際日本へ行く手続等もしたらしい。日本の友人は彼に招聘状を送ったがVISA取得に至らず、敢え無く断念したそうだ。 しかし現在の彼に伺うと、 『日本へ行って月2000$(約20万円)手に入れても、それは凄くないですよ。2000$は大きいですけど、そこまでして行きたくない。ウズベキスタンでも1000$稼げる事はある。』 ウズベキスタンに来た当初、一般の人々の平均給与は月150~200$と聞いた。 でも、安くても一台7000$もする車がバンバン走っている。不思議に思って友人に訊ねると、土地や貯金があるので買えるのだそうだ。あまり突っ込んだ話は面倒臭そうだったので、疑問が残ったがそれ以上は問い質さなかった。 しかし最近になって、ウズベキスタン内でも一部の富裕層は莫大な資産を所持していると知った。僕の友人の一人は若干23歳で何百万ものお金を動かす。多少誇張表現もあるだろうが、資産は何千万にも登ると言う。彼は伯父の助けを借りたが、ほぼ一代で資産を築いた。 それだけでは説明のつかない車の数はこうだ。 ウズベキスタンへの仕送りは、GDPの10%にも及ぶ。(2009年6月時点) また外資を招く産業、僕が少し精通してるのは観光業だが、多いときは給与で月2000$を達成するらしい。そしてバザール等の副業。こちらはうまくいけば、通常の給料と併せて月平均500$は手に入るとの事。 海外からの仕送りは、正に日本に行きたい理由の手助けになるが、実際日本からの送金は殆どない。そして明らかに入国基準が厳しい。 以上から、日本の人口減少は避けられない事実であり、つまり日本の経済は確実に縮小する。 PR |
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